2014年12月16日火曜日

いきさつ 2012ー13

ブログをご覧の皆さん、こんちは、こんばんは。

描く男こと、星です。

ちょっと戻って2012年からの話をします。

 2012年3月3日から2週間、ベルリンのギャラリーDENにて個展の機会を頂いたので、11日からの1週間はグループ展にしよう!と思い、11日(日曜日)は一日中ライブペインティングをして、パフォーマンスをしたいアーティストを呼んで、映像と写真の展示や、企画に賛同してくれたアーティストの作品を展示しよう!と思い、実際に行いました。
 
また、同日にはベルリンの至る所で様々な形態のイベントが行われていました。

1年が経過して今自分たちに何が出来るのか、考える機会をと思いグループ展「Re: 3.11.」を行いました。
同日に行った他のイベントのオーガナイザーともう少し連絡を取り合って連動して行えたら良かったね、と後日話した記憶があります。
翌年は三回忌にあたる年なので、何か出来たらなぁと考えていました。

そして、2013年1月下旬に、前年の夏位から交渉していた大使館での追悼イベントが急遽行えると連絡がありました。そこからは本当に寝る間を惜しんで、寝てる時間も夢を見ながら色々な調整に追われておりました。 
 様々な方のご助力のおかげで、3月13日に「Requiem」を開催でき、感謝しかありません。
 Requiemでは、日独のアーティストの写真や絵画など作品40数点の展示と、CreaTraDによる日本の伝統芸能を現代的にアレンジした舞台と音楽(和太鼓、鼓、クラリネット)を行い、来場者は200名近くになりました。
下記サイトで当日の写真やCreaTraDについての情報をご覧頂けます。

展示作品はテーマをRequiemとして、過去に焦点をあてました。
来場者は過去を振り返りつつ、日本の未来をイメージした舞台を見て、現在の自分の位置を知る構図になっていました。時間が重要でした。

僕はその時「三回忌という区切りの時期を迎え、これからは各々前を向いて歩いて行かねばならない。」主旨の言葉を述べさせてもらいました。
自分自身への戒めとも取れる言葉を口にした事により、僕は終わりなき途へ歩を進め始めたのかも知れません。

まだ何も終わっていない。だから歩き続けるんだ。

そう胸に刻んでいます。


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